〈世界史の奇跡〉と言われた第二次世界大戦後の日本の復興。
国家の欲望により戦争が起き、
敗戦で焼け野原の状態から
物質的、経済的に、世界が羨むほどに日本は繁栄しました。
年月が経って、
物が豊かにあっても幸福とは限らないと気付き始めた人が増え、
そういった思いを抱いている人にとっては
今回の出来事は「やはり来たか」と感じている人もいることでしょう。
宇宙の法則では思いが現実になると言われます。
「物があるからこそ幸せ」という従来の思考パターンを
人生の基本にしている人々は大多数ですから
経済が回らなくなってきて、将来が不安という集合意識が
天災を呼び寄せたと解釈することもできます。
心にひずみを生じている人々の割合が増えると
生きている地球はそれに同調して地殻も大きくひずむということでしょうか。
いずれにしても現実に起きていることは事実。
でも、〈神様は克服できない試練を与えることはない〉
地球上の他の地域でも起こりうることがこの日本で起きたのは、
再び日本が世界の手本となり、全世界的な成長を遂げるためのように思います。
日本なら、この難局を克服して、世界を変えていく底力がある!
なぜ日本では大災害の時に略奪が起きないのか、
すでに他国で大きな関心を呼んでいるようですが、
日本人のポテンシャルはかなり高く、日本人であることを誇りに思います。
平和な世界を築き上げる世界の模範になることができると信じています。
前例ができれば、
「自分たちにもできる」と他の人々や国々のポテンシャルが引き上げられます。
ただし、原爆で終戦を迎えたと同じように
今回も原子力が絡んでいることも偶然ではなさそう。
今回の出来事でも日本が復興すると多くの人々は信じていますが、
以前のシステムとは違った方向へ進んでほしい。
多くの国々が日本に対して物的・人的支援を申し出ていますし、
世界の人が日本に向けて「祈り」を捧げています。
物資を送るだけで、後は知らん顔をするのではなく、
「祈る」という行為は次元の高いこと。
「祈り」が医療や治安に効果があることは科学的に確かめられています。
甚大な被害をもたらす天災に比べれば、
国家間のエゴで起こる戦争は何と愚かだと世界は認めざるを得ない。
国家が武装することも愚行であると認識すべき。
実は、天災も各人の意識のパワーで回避することもできるとのこと。
世界がひとつにまとまり、互いに助け合う世界。
大事なのは「物」ではなくて「心」
「心」が折れてしまわなければ、望む世界は創造できる。
亡くなった多くの方の霊に報いるためには
世界中の人々が忘れかけていた大切なことを思い出すことが不可欠だと思います。